その場しのぎと根本改善。マッサージとストレッチの違い

肩こりや腰の重さを感じたとき、多くの方がまず思い浮かべるのは「マッサージ」ではないでしょうか。

実際にマッサージを受けると、その瞬間はスッキリして気持ちよく、体が軽くなった感覚を味わえます。

しかし「数日経つとまた同じ場所がつらくなる…」という経験をされた方も多いはずです。

なぜ同じ不調が繰り返し起きてしまうのでしょうか?

それは、マッサージとストレッチの“役割の違い”にあります。

◆ マッサージの特徴:受け身で一時的なケア

マッサージは外から筋肉を押したり揉んだりして血流を促し、緊張をやわらげる方法です。

  • その場で血流が良くなり、疲労物質も流れやすくなる
  • 「楽になった」と体感しやすい
  • しかし根本原因(姿勢・体の使い方・関節の硬さ)は変わらない

つまりマッサージは、つらさをやわらげる“その場しのぎ”としては有効ですが、体の状態そのものを変えるものではありません。

◆ ストレッチの特徴:能動的で根本改善につながる

一方でストレッチは、自分の筋肉や関節を伸ばす「能動的なケア」です。

  • 筋肉や関節の柔軟性が高まり、動きがスムーズになる
  • 呼吸が深くなり、血流や代謝も改善
  • 姿勢が整いやすくなり、疲れにくい体へと変わる

繰り返すほどに体の土台が整っていくため、肩こりや腰痛といった不調そのものが起きにくくなります。

この“予防効果”こそ、ストレッチの最大の強みです。

◆ まとめ:目的に合わせて選ぶ

  • マッサージ → その場を楽にするケア
  • ストレッチ → 根本から整えるケア

どちらも大切ですが、50代からの体づくりには「その場しのぎ」よりも「根本改善」が必要です。

毎日の生活で疲れをためにくくするためには、ストレッチという“整える習慣”を取り入れることが欠かせません。

◆ LIFE SMILE GYMの取り組み

町田・玉川学園前のLIFE SMILE GYMでは、「鍛える」よりも「整える」をテーマに、呼吸・姿勢・ストレッチを中心とした無理のない運動をお伝えしています。

「マッサージでは良くなるけれど、またつらさが戻ってしまう…」と感じている方は、ぜひ一度体験セッションで根本から整えるアプローチを体感してみてください。