冬に不調を持ち越さないために。今から始めたい身体の整え方

朝晩の冷え込みが少しずつ強くなり、

「冬が近づいてきたな」

と感じる季節になってきました。

この時期になると、

「朝、身体が固い」
「肩こりが強くなってきた」
「腰が重い」
「なんとなく疲れやすい」
「布団から出るのがつらい」
「寒くなると毎年体調を崩す」

という方が増えてきます。

でも、冬の不調は、

冬になってから対策を始めるのでは少し遅いかもしれません。

本格的に寒くなる前の今だからこそ、

身体を動かす。

睡眠を整える。

身体の緊張を減らす。

生活リズムを整える。

冬でも動ける身体をつくっておく。

そんな準備が大切です。

冬になると身体はどう変わる?

寒くなると、身体は熱を逃がさないように反応します。

血管が収縮しやすくなり、自然と身体を小さく丸める姿勢も増えてきます。

肩をすくめる。

首を縮める。

背中を丸める。

お腹や腰に力を入れる。

こうした反応自体は自然なものです。

問題は、

その緊張が一日中抜けなくなること。

です。

仕事中も肩に力が入っている。

帰宅しても奥歯を噛みしめている。

寝る直前まで身体が緊張している。

そんな状態が続けば、肩や首、腰まわりは休みにくくなります。

冬の肩こりは「肩だけ」の問題ではない

寒くなると肩こりが強くなる方は少なくありません。

でも、肩がこるからといって、

肩を揉む。

肩甲骨を動かす。

だけで終わらせないでほしいと思います。

身体全体を見ると、

寒さで肩をすくめている。

呼吸が浅くなっている。

長時間座っている。

運動量が減っている。

睡眠不足がある。

仕事や家事で緊張状態が続いている。

ということがあります。

つまり、

肩に起きていることだけを見るのではなく、肩が頑張らざるを得ない身体全体の状態を見ること

が大切です。

冬の腰痛は「冷え」だけが原因ではない

冬になると、

「冷えると腰が痛くなる」

という方もいます。

もちろん、寒さをきっかけに身体がこわばり、腰の違和感を強く感じる方はいます。

ただし、

「寒い=腰痛の原因」

と単純に決めつけることはできません。

むしろ注意したいのは、

寒いから外へ出ない。

歩かなくなる。

座っている時間が長くなる。

股関節や背中を動かさなくなる。

という生活の変化です。

さらに腰痛が怖い方ほど、

「腰を守ろう」

としてお腹や背中を固めます。

すると、

腰以外の場所まで動きにくくなり、

日常動作で腰に負担が集中しやすくなることがあります。

腰痛対策では、

腰だけを見るのではなく、

歩く。

股関節を動かす。

背中を動かす。

呼吸する。

必要のない力を抜く。

こうした身体全体の動きが大切です。

冬は「動かないこと」が一番の落とし穴

寒くなると、

外に出たくない。

散歩をやめる。

買い物も車で行く。

家で座って過ごす。

という時間が増えやすくなります。

そして、

「身体が固いから動きたくない」

という状態になる。

でも動かないことで、さらに身体は動きにくくなります。

つまり、

寒い
↓
動かない
↓
身体が重くなる
↓
さらに動かない

という循環に入りやすくなります。

だから冬こそ、

激しい運動ではなくても、

身体を動かす習慣をなくさないこと

が大切です。

10分歩く。

買い物で少し遠回りする。

家の中で身体を動かす。

階段を使う。

それだけでも構いません。

完璧な運動より、

「動かない日を増やしすぎない」

ことを意識してみてください。

冬に必要なのは「もっと鍛える」だけではない

冬に向けて、

「体力をつけよう」

「筋トレを始めよう」

と思うことはとても良いことです。

筋力や体力は、健康的な生活を送るうえで大切です。

でも、

身体がガチガチ。

肩が上がっている。

腰を固めている。

呼吸を止めている。

そんな状態でさらに力を入れる運動をすると、

もともと頑張っている場所に負担が集まることがあります。

だからこそ、

鍛える力と、力を抜く力の両方

が必要です。

LIFE SMILE GYMが脱力を大切にしている理由もそこにあります。

冬こそ「脱力」が必要

脱力とは、

身体をダラッとさせることではありません。

必要のない力を抜き、

必要な場面ではきちんと力を出せることです。

例えば、

寒い外では肩に力が入る。

これは自然です。

でも暖かい室内に入ったら、

肩の力を抜く。

奥歯を離す。

ゆっくり息を吐く。

身体を緩める。

この「切り替え」ができることが大切です。

ずっと緊張するのではなく、

緊張したら緩める。

この習慣を今のうちから作っておくと、

冬本番になったときにも身体を休ませやすくなります。

呼吸も冬対策の一つ

寒くなると、

身体を縮めて浅く呼吸する方が増えます。

肩を持ち上げて吸う。

胸だけで呼吸する。

お腹を固める。

息を止める。

そんな状態が続くと、

首や肩まわりに余計な力が入りやすくなります。

だから一日に何度か、

普通に息を吸って、

ゆっくり吐いてみてください。

そのときに、

肩は上がっていないか。

奥歯を噛みしめていないか。

お腹を固めていないか。

確認してみましょう。

呼吸だけですべての不調が改善するわけではありません。

でも、

自分の緊張に気づくためのきっかけ

としては、とても使いやすい方法です。

冬に向けて見直したい「睡眠」

冬の不調対策で忘れてほしくないのが睡眠です。

朝起きても疲れている。

昼間眠い。

寝ても身体が重い。

そんな状態が続いているなら、

「冬だから」

で済ませず、一度睡眠を見直してみてください。

夜更かしが続いていないか。

寝る直前までスマートフォンを見ていないか。

夕方以降にカフェインを多く摂っていないか。

寝酒が習慣になっていないか。

朝に光を浴びているか。

睡眠は、

身体を回復させる大切な時間です。

冬の身体づくりでは、

運動と同じくらい、

回復できる身体をつくること

も大切です。

冬の水分不足にも注意

夏は、

汗をかく。

喉が渇く。

暑い。

という分かりやすいサインがあるため、水分補給を意識しやすい季節です。

一方、冬になると、

「汗をかかないから大丈夫」

と思ってしまいます。

でも冬でも、

呼吸。

尿。

皮膚からの蒸発。

などを通して水分は失われています。

暖房によって室内が乾燥すれば、

喉や口の乾燥を感じることもあります。

だから、

朝。

食事中。

運動前後。

入浴前後。

など、

生活の中に水分補給を組み込んでみてください。

冬本番になる前に始めたい5つの習慣

まず一つ目は、

毎日少しでも歩くこと。

寒くなってから始めるより、今のうちに習慣を作っておきましょう。

二つ目は、

朝に身体を軽く動かすこと。

起きてすぐ激しい運動をする必要はありません。

足首や肩を動かし、少し歩くところから始めます。

三つ目は、

呼吸と脱力。

一日に何度か肩や顎、お腹の力を確認してみてください。

四つ目は、

睡眠を整えること。

冬になる前に生活リズムを戻しておきましょう。

五つ目は、

身体を冷やしすぎないこと。

服装を調整し、身体が寒さを我慢し続ける状態を減らします。

大切なのは、

何か特別な健康法を一気に始めることではありません。

小さな習慣を、

今から準備しておくことです。

毎年冬に体調を崩す方へ

「冬になると肩が痛い」

「冬になると腰が怖い」

「寒くなると疲れやすい」

もし毎年同じことを繰り返しているなら、

今年は、

不調が出てから対処する冬

ではなく、

不調が出にくい身体を今から準備する冬

にしてみませんか?

11月。

12月。

1月。

と寒くなってから、

「何とかしないと」

となる前に、

今の身体を確認してみてください。

肩は力を抜けていますか。

呼吸はできていますか。

身体を動かしていますか。

眠れていますか。

疲れは残っていませんか。

冬でも人生を楽しめる身体へ

身体を整える目的は、

肩こりをゼロにすることだけではありません。

腰痛を改善することだけでもありません。

冬でも、

旅行へ行く。

家族と出かける。

友人と会う。

仕事をする。

趣味を楽しむ。

年末年始を元気に過ごす。

そんな日常を楽しむことです。

LIFE SMILE GYMでは、

身体の不調を単純な筋力不足だけで考えるのではなく、

呼吸。

姿勢。

身体の緊張。

睡眠。

日常の身体の使い方。

まで確認しながら身体を整えていきます。

鍛える前に、まず整える。

そして、

整えた身体に必要な体力をつけていく。

寒くなってから、

「身体がつらい」

と我慢するのではなく、

本格的な冬が来る前の今から準備を始めましょう。

今年の冬を、

不調に耐える季節ではなく、

身体に余裕を持って人生を楽しめる季節

にしていきましょう。