人生でやりたいことを考える余裕もない身体の人へ

「これから何をしたいですか?」

そう聞かれても、何も思い浮かばない。

旅行に行きたい。
趣味を増やしたい。
新しいことを始めたい。
家族との時間をもっと楽しみたい。

そんなことを考える以前に、

「今日を乗り切るだけで精一杯」
「仕事が終わったら何もしたくない」
「休みの日は寝て終わる」
「肩こりや腰痛のことばかり考えている」
「とにかく疲れている」

そんな状態になっていないでしょうか。

人生でやりたいことが見つからないと、

「自分には目標がない」
「もっと前向きにならないと」
「やりたいことを見つけないと」

と思ってしまう方もいます。

でも、もしかすると問題は「やりたいことがない」ことではありません。

やりたいことを考えられるほどの余力が、身体に残っていないのかもしれません。

身体がつらいと、意識は「今日を乗り切ること」に向きやすい

朝起きた瞬間から身体が重い。

肩が痛い。
腰が不安。
寝ても疲れが取れていない。
仕事に行くだけで精一杯。

このような状態で、

「5年後どんな人生にしたいですか?」

と聞かれても、なかなか考えられません。

まず考えるのは、

今日の仕事をどう乗り切るか。
帰ったら何時に寝られるか。
腰を痛めずに家事ができるか。
頭痛が出ないか。
明日の朝ちゃんと起きられるか。

ということです。

身体に不調があると、意識は自然と「今ある問題」に向きます。

これは意思が弱いからではありません。

身体が「まず今日を守ろう」としている状態とも考えられます。

疲れている人ほど、未来を小さく考えてしまう

身体に余裕がない状態が続くと、生活の選択肢も少しずつ狭くなります。

旅行に誘われても、

「疲れそうだからやめておこう」

友人に誘われても、

「次の日がしんどそうだから断ろう」

新しい趣味に興味を持っても、

「続けられる自信がない」

少し遠くへ出かけようと思っても、

「腰が痛くなったら怖い」

こうして、身体を理由に諦めることが少しずつ増えていきます。

そして気づいたときには、

「特にやりたいことはないかな」

と思うようになることがあります。

でも、本当にやりたいことがないのでしょうか。

もしかすると、

やりたいと思っても、身体がついていかない経験を何度もしてきたから、最初から考えないようになっているだけかもしれません。

「疲れない身体」が必要なのは、運動するためではない

疲れにくい身体をつくるというと、

筋肉をつける。
体力を上げる。
運動できるようになる。

というイメージを持つ方が多いと思います。

もちろん、それも大切です。

でも、身体を整える本当の価値は、それだけではありません。

仕事が終わったあとに、まだ少し余力がある。

休みの日に「寝たい」だけではなく、

「今日はどこか行こうかな」

と思える。

朝起きたときに、

「今日も身体がつらい」

ではなく、

「今日は何をしよう」

と考えられる。

この違いは、とても大きいと思います。

身体を整える目的は、トレーニングが上手になることではありません。

人生に使えるエネルギーを残すことです。

身体の力みは、知らないうちに体力を使っている

疲れやすい方の身体を見ると、常に力が入っていることがあります。

肩が上がっている。
奥歯を噛みしめている。
お腹を固めている。
腰を守ろうとして力んでいる。
呼吸が浅い。
姿勢を良くしようとして頑張っている。

本人は普通に過ごしているつもりでも、身体は休まず働いています。

例えるなら、車のアクセルを少し踏みながら信号待ちをしているような状態です。

前には進んでいなくても、エネルギーは使っています。

このような状態で、

もっと筋トレする。
もっと運動する。
もっと頑張る。

だけでは、さらに疲れてしまう方もいます。

必要なのは、体力を増やすことだけではありません。

今ある体力を無駄に使わない身体にすること。

そこで重要になるのが、脱力です。

脱力できると、人生に余白が生まれる

脱力とは、何もしないことではありません。

必要のない力を抜き、必要なときにだけ力を使える身体をつくることです。

肩に入りっぱなしの力を抜く。

腰を守るために固め続けない。

呼吸を止めずに動く。

立っているだけなのに全身を緊張させない。

こうした身体になっていくと、同じ一日を過ごしても疲れ方が変わってきます。

その結果、

仕事のあとに少し散歩する余裕ができる。

家族との会話を楽しむ余裕ができる。

休日に出かけようと思える。

新しいことに興味を持てる。

未来について考えられる。

脱力の価値は、肩こりを軽くすることだけではありません。

人生に余白をつくることです。

呼吸は「余白を取り戻す」ための第一歩

身体が緊張している人に、

「力を抜いてください」

と伝えても、なかなか抜けません。

なぜなら、力が入っている状態が普通になっているからです。

そこで大切になるのが呼吸です。

まずは1〜2分で構いません。

鼻から軽く息を吸う。

そして、ゆっくり吐く。

息を吐きながら、

肩に力が入っていないか。

奥歯を噛みしめていないか。

お腹を固めていないか。

腰を守ろうとして力んでいないか。

確認してみてください。

大切なのは、完璧に深呼吸することではありません。

「自分はこんなに力を入れていたんだ」

と気づくことです。

身体を変える第一歩は、自分の身体の状態を知ることから始まります。

50代からは「もっと頑張れる身体」より「余力が残る身体」

特に50代女性は、

仕事。
家事。
子育て。
親のこと。
家族のサポート。

長い間、自分より誰かを優先してきた方も少なくありません。

そして、気づけば身体にも疲れが溜まっている。

そんな方に、

「将来何をしたいですか?」

と聞いても、すぐに答えが出ないことがあります。

でも、それは夢がないからではないと思います。

今まで頑張り続けてきたからこそ、

まず身体を休ませる時間が必要なのかもしれません。

50代からの身体づくりで大切なのは、

もっと頑張れるようになることだけではありません。

仕事をしたあとにも余力が残る。

旅行に行っても楽しめる。

孫と遊んでも翌日動ける。

友人と出かけることを面倒に感じない。

「やってみたい」と思ったときに、身体を理由に諦めなくていい。

そんな身体をつくることです。

不調改善はゴールではない

肩こりを改善する。

腰痛を改善する。

疲れにくくする。

眠れるようにする。

もちろん、どれも大切です。

でも、それ自体が人生のゴールではありません。

肩こりが楽になったら何をしたいのか。

腰の不安がなくなったらどこへ行きたいのか。

疲れにくくなったら、誰と何をしたいのか。

身体を整えることは目的ではなく、

自分の人生を楽しむための手段です。

LIFE SMILE GYMが目指しているのも、単に「痛みのない身体」をつくることではありません。

旅行に行く。

趣味を楽しむ。

家族との時間を過ごす。

仕事にも集中する。

自分が本当にやりたいことを考える。

そして、

「次は何をしよう」

と思える。

そんな余白を身体から取り戻していくことです。

「やりたいことがない」と思ったときこそ、身体を見てほしい

もし今、

「特にやりたいことはない」

「将来なんて考える余裕がない」

「とにかく毎日疲れている」

そう感じているなら、一度身体を確認してみてください。

朝起きたとき、身体は軽いでしょうか。

一日の終わりに余力は残っているでしょうか。

肩や腰にずっと力が入っていないでしょうか。

呼吸はゆっくりできているでしょうか。

休んだとき、本当に休めているでしょうか。

もしかすると、やりたいことを探すより先に、

やりたいことを考えられる身体に戻すこと

が必要なのかもしれません。

身体に余裕が生まれると、人生にも余裕が生まれる

人生を豊かにするために、特別な目標が必要なわけではありません。

今日は少し遠くまで散歩したい。

久しぶりに友人に会いたい。

旅行に行ってみたい。

新しい趣味を始めてみたい。

家族とゆっくりご飯を食べたい。

そんな小さな「やってみたい」が出てくること。

それ自体が、とても大切だと思います。

でも、そのためには身体に余裕が必要です。

だからこそ、LIFE SMILE GYMでは、

鍛える前に、まず整える。

呼吸を整える。

余計な力みを抜く。

身体を楽に動かせるようにする。

そのうえで必要な体力をつけていく。

という順番を大切にしています。

人生でやりたいことを考える余裕もないほど、身体が疲れている方へ。

今必要なのは、

もっと目標を持つことでも、
もっと頑張ることでもないかもしれません。

まずは身体に余白をつくること。

そして、その余白の中から、

「これをやってみたい」

が自然と出てくる身体へ。

不調改善はゴールではありません。
自分の人生を楽しむ余裕を取り戻すためのスタートです。